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「教皇選挙」雑感。

  • みきお。
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  • 2025/06/25 (Wed) 15:12:05
急な 野暮用ができて来館が5分 遅れたのだが最期のエンド・クレジットに
(チネチッタ)のイタリア語か見掛け懐かしかった。
カルロ・ポンティやソフィア・ローレンが活躍してた撮影所が
おっと どっこい 生きてる!って感じで妙に嬉しかった。

途中から気が付いたのだが映画手法が「12人の怒れる男」(1957年)と
同じだと。向こうのデーヴィスが今回の首席枢機卿で デーヴィスを
援護射撃した老人が今回のカブールから来た若い大司教だと見て取れる。 

劇中「(我々は)理想を求めてる者だが 理想そのものではない」。
との言葉が有ったが まさに その通りで 求める努力を最初から
諦めてる者には単なる言い訳にしか聞こえないだろが 多少なりとも
それで労苦してる者には その通り なのだ。
 ラストは どんでん返し の どんでん返し に成ったが
 現実に回り回って在り得るこつかと思う。コンクラーベ史的に見ても
 選挙のパワー・バランスが崩れた時 想定外のダーク・ホースが
 登場したのも何度か有ったかと記憶してる。
 だから この結末って絵空事ぢゃ無くて長い歴史の中では普通に
 アルアルの結果かとも感じた。

私自身 20代で某プロテスタントで信徒生活を過ごし 30代後半で
考えるとこ有ってカトリックに改宗・転会した身なので 本編は
カトリック側・プロテスタント側 両方から見れるのだけど
どっぷり多神教社会の中で暮らしてる一般の日本人には観劇は
かなりハードルが高いと感ズ。密室会議のイヤラシサは洋の東西 同じ
でも 一神教の精神世界は なかなか解って貰えないだろな と思う。 
 主席の名はトマスと云った。
 実は 私の霊名もトマスで 此れはトマス・モーアのトマスなんだが
 転会の時 自分が選んだ名と同じ名だったので親近感を覚えた。
 融通が利かぬ 生真面目なとこも似てて苦笑してしまった。

コンクラーベは シスターも部外のオブザーバーとして入れても
ええかと自分的には思う。枢機卿は男性と云う暗黙の決まりが今尚
有るみたいなので仕方ないんだろうが(信者の数を増やす)と云う
切実な命題が有るのなら 実際 有るんだけど そっちに舵を取らないと
駄目のやうな気がする。教皇庁 ひいては教界を存続させる為のツールと
しても重要だと思うのだが。以前 入会のおり私にカトリック要理を
教えて居たカテキスタも同じやうな事を言ってたのを思い出す。

と 愛用の法華経の経文が書かれた扇子で暑い顔を煽りながら
一気呵成で観てたのだが 制作が英米でしたか・・私はイタリアの
英語版かと思ってた。非カトリック国なので此処まで描けたと解釈した
のだけど 私はプロ→カトへ寝返った男なので制作側を介錯したいと思った。

背景音楽は必然でグレゴリオ聖歌ばかり流れてたが中盤に流れた旋律は
有名なキリエの第2番かと受け取った。創設されたばかりの聖歌隊でも
歌ってたのだけど此の曲は私のオキニだった。そんな思い出が蘇った。



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