メトロ・シネマノート


「カラフルな魔女」雑感。

1:みきお。:

2024/03/29 (Fri) 20:04:16

改めてHPで確認すると制作年度が今年に成ってた。
(新作!)と云っても実際は旧年の作だったりも するので その点に
帰宅後に感動を覚へた。

観る前から(主人公はバイリンギャルだろな・・)と推察してたが
推察以上の跳んだ女だった。私見だが 女を形づくる7割は男親からの
メンタルな影響と考へてるので その点では推量以上だったのだが
まるで神功皇后が押し寄せて来たかのやうな圧倒的なバイタリティには
只 々 言葉を失ってた。父親は白人なのだろうか?写真では さう
見へるが だとしたら彼女はハーフで女学生時代も その美貌は群を
抜いて居た。よくぞ当時の映画会社がスカウトに来なかったもんだと思う。
現代的な轟 夕起子と品の良い高峰 三枝子を足して2で割ったやうな
万能女優に成れた気も するのだけど・・。

彼女の元気印の根源は(したくない事は しない!)と云う一点だけど
なかなか現実的には かなり難しい。
それを やるには本人の気力や体力に加へ(言葉は悪いが)親の財力も
それなり必要か とも感じた。現実社会では三拍子 揃う事は稀なので
彼女のやうな生き方が出来る人は やっぱ限られて来るのだと思う。

後のクレジットで某 日蓮宗の古刹の名が出てた。
彼女が お参りに上がった寺なんだろが 日蓮の激しさ・貪欲さ と
彼女の それとが対比されてるみたいで くすっ と来た。




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